2013年11月30日土曜日

千坂小「縦割り昔遊び」ボランティア

昨日(11月29日)午後1時から千坂小学校において「縦割り昔遊び」が行われました。
「児童に昔の遊びの遊び方を教えながら一緒に楽しんでいただきたい」との依頼が校下各種団体や児童の祖父母を通じて行われた結果、29名のボランティアの応募がありました。
この授業は数年前から実施されており、地域住民と児童とのふれあいがあり、青少年健全育成の一助となっています。
ボランティア29名のうち男性7名、女性22名、平均年齢70歳前後。
この年代の子どもの頃の遊びは多彩でした。
女は「おはじき」「あやとり」「縄跳び」「お手玉」「はないちもんめ」等々。
男は「けんだま」「ビー玉」「めんこ」「こま」「紙飛行機」等々。
毎日日暮れ時まで遊びに昂じたものです。

今ではゲーム機と睨めっこ。友達が遊びに来ても会話がなくそれぞれがゲームに没頭。
外で遊ぶ子供の声は全くない時世。
人間形成に必要な「心のふれあい」がなくなりました。
そんな時だからこそ、千坂小学校の「昔遊び」の取り組みは非常に有意義と考えられます。
「昔遊びの名人」と親しまれるボランティアの皆さん
校長のごあいさつ
ボランティアの皆さん一人一人に得意の遊びを聞いて割り当てられています。
私はこれまで「こま」「めんこ」「けん玉」「紙飛行機」を教えました。
今回は「紙飛行機」。
児童が教室に案内してくれる
紙飛行機の折り方を指導
今日は「いか紙飛行機」を作りましょう
場所を変えピロティで
できたら飛ばしてみよう
遊びが終わり控室に戻り「お礼状」が一人一人に渡された
控室に戻って先生から感想を求められました。
「時間が短い」、「場所が狭い」、「ボランティア募集の案内をもう少し早く」、「児童の声が小さい」、「かごめかごめで名前を知らない児童が多くて遊びにならない」といった意見がありました。
封筒に入れられた児童からの感謝のことばを読み、ほのぼのとした気持ちになりました。

以上、「縦割り昔遊び」の模様でした。
このほか、1年生のみを対象とした「昔遊び」があります。
募集がありましたら積極的に応募されるようお願いします。

2013年11月28日木曜日

千坂公民館「万年青学級」講演会=座禅について=が開催さる

本日(11月28日)午前10時から千坂公民館生涯学習教室である「万年青学級」で、大乗寺山主東 隆眞氏を講師にお招きして「座禅について」の講演会が開催されました。
出席者は61名にのぼり、多くの方が受講され関心の深さが示されました。
学級だより

■講師の略歴紹介
東隆眞(あずま りゅうしん、19351220日生77歳)は、京都府丹波市出身の日本の仏教学者、曹洞宗の僧侶、大乗寺山主、同専門僧堂堂頭。元駒沢女子大学学長、同大名誉教授。
高畠学級長のあいさつ
蓑輪勇紀雄氏による講師の紹介
座禅についての講演の前に、「老人六歌仙」と「いろは歌」の解説がありました。
江戸時代の作だが現代の老人にも当てはまることばかりに思わず苦笑
五十音は意外と奥深い「歌」なのだ
座禅の要領についての説明
講師の自己紹介で、子どもの頃はガキ大将で母親や先生を困らせ、二人で泣いていた様を見て改心したエピソードも話されました。
受講模様
駒沢女子大学長等の要職を歴任された講師の講演は、難しいと思っていた座禅の話がわかりやすくとても参考になりました。
特に金沢は戦災に遭わず自然災害も極めて少ない土地柄は、伝統文化が花開く国内でも稀な地域だとの話に皆さんが頷いていました。
今回で6回目の学級は来年3月の開級で最終回となります。
今年入会されなかった方、来年は楽しくて有意義な万年青学級に是非加入してください。

2013年11月26日火曜日

森本・富樫断層による大地震発生確率上方修正!

千坂校下地域を縦断している森本・富樫断層について、政府の地震調査委員会は11月22日12年ぶりに評価を見直し、30年大地震発生確率を5%から8%に上方修正したと発表されました。
この確率は、数ある国内の断層帯の大地震発生確率の最上位にランクされているようです。
千坂校下地域を縦断する森本・富樫断層帯
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県及び市では地震発生確率の上方修正に対して、特に対応の変更はないとしています。
いたずらに不安をあおることは望ましくありませんが、千坂校下を縦断している断層がある地域住民にとって、万一の大地震を想定した準備を今日から始めても遅くはありません。否、今日から始めるべきなのかも知れません。
3日分の水、食料の備蓄は容易にできます。
車のガソリンはメーターが半分を示した時に給油すべきだと主張されている方があります。
その理由は、車が最も現実的な「避難所」になるからだそうです。
先だっての白山野々市防災学習センターで体験した、震度6強の揺れは凄まじいものでした。
家具は倒れ、冷蔵庫は走り回るでしょう。その対応策は至って簡単にできます。
今日からその対策を始めませんか。
荒屋団地町会自主防災会では、11月17日に地域単独で防災訓練を実施しました。独自で防災訓練をした事由は、校下自主防災会の訓練があるものの、参加者が限られているため大多数の住民の防災訓練になっていないと判断し、今回金市町やすらぎ公園で120名が訓練に参加しました。金沢駅西消防署の全面的な協力を仰ぎ、起震車も配備していただきました。
こうした訓練が、千坂校下の各町会自主防災会にも波及することを願っています。

「備えあれば憂いなし」、今日から一つづつ、一歩づつ始めましょう。


2013年11月25日月曜日

金沢市青少年健全育成推進大会で千坂校下から受賞者!

昨日(11月24日)午後1時30分から金沢市駅西健康ホールにおいて、金沢市長、市教育長ほか来賓者多数を迎え標記大会が開催されました。
本大会は金沢市&金沢市教育委員会が主催し、金沢市青少年健全育成協議会&金沢市青少年団体連絡会が共催したものです。
式典は冒頭に国歌斉唱、金沢市民憲章唱和と順次行われました。
金沢市民憲章唱和
続いて山野之義市長のあいさつが行われ、表彰式に移りました。
金沢市長のあいさつ
表彰式では、金沢市青少年健全育成功労者・功労団体表彰・金沢市高校生社会活動奨励賞・金澤市児童生徒「思いやりの心」活動奨励賞が授与されました。
受賞者
ご覧のとおり、千坂校下青少年健全育成協議会の構成員として、多年にわたりご尽力されたその功績により吉國芳子さんが受賞の栄を得られました。
受賞者代表に表彰状授与
受賞おめでとうございます
受賞式の後、ご来賓の皆様からお祝いのことばがあり、紫錦台中学生から「おもいやりの心」活動について発表が行われました。
式典終了後休憩時間があり、続いて浅野川中学校顧問田中一宏氏から「カリスマ指導者は必要ない」と題して講演が行われました。
以上、金沢市青少年健全育成推進大会の模様でした。


2013年11月17日日曜日

千坂公民館委員研修旅行「防災学習センター見学と富山周遊の旅」開催

千坂公民館では毎年この時期に公民館委員の研修旅行が行われます。
年内の主な行事が一段落するこの時期が最適であるためです。
旅行は日帰りと一泊を毎年交互に開催していますが、今年は1泊旅行となりました。
公民館行事の企画、準備、実施で毎月途切れることなく、公民館委員は全力を挙げて取り組んできました。その結果、各行事とも素晴らしい成果を上げることができました。地域のコミュニティのために十分応えることができたと考えます。
その土壌、公民館委員相互の信頼感、連帯感、意思の疎通が良かったからにほかなりません。
研修旅行の目的は、委員相互のさらなる親密な人間関係の構築と、知識の向上を図ることにあります。それが来年の公民館活動活性化の原動力になります。
行程表
研修先概要
最初に向かったのは、白山野々市広域消防本部防災学習センターでした。
この施設も最近できた素晴らしいところでした。
正面玄関
施設外観
担当者から施設概要について説明
大地震の模擬体験
この起震システムはコンピューター制御により、阪神淡路、中越、東日本等で発生した「揺れ」を再現し体験できる優れものでした。
次はたくさんのドアで仕切られた煙中室内を避難誘導標に従って如何に早く脱出できるかを体験しました。
背を低くして誘導標を的確に見つけて一刻も早く退避するのが肝心!
その次に消火器を使っての消火訓練。この訓練システムは画面の炎に的確に放水できるかどうかを判定するもの。遅いと×が表示されます

早目に〇が標示された
全員この消火訓練を終え、3階の管制室に行き災害受報から出動に至るまでのシステムについて詳しく説明を受けました。
受報から概ね6分以内に現場に到着します
 最後に仮眠室の中を見せていただきました。
消防本部の皆さんに色々教えていただきありがとうございました。
そこを後にして氷見なだうら温泉民宿「磯波風」に向かいました。
民宿といっても規模の大きさに驚きました。当日の宿泊客は100名前後。
見晴らしの良い景色を見ながらの温泉は〇でした。
18時30分から宴となりました。
豪華舟盛り
宴たけなわ
朝食の模様
氷見番屋街裏手
番屋街を見学して光禅寺に向かいました。
市役所の駐車場へ
藤子不二雄のキャラ石像を見学
からくり時計を見学に
約10分待ってからくり時計が動いた
次に向かったところは安藤忠雄設計の建物としても有名になったミュゼふくおかカメラ館へ。
館内は写真撮影禁止
写真の歴史やカメラの展示、蜷川実花写真展を鑑賞。
そして昼食会場の「砺波そだち」に向かいました。

農業まつりで大賑わい
昼食のあと、砺波市のお菓子どころ「御菓蔵」へ寄り道して試食したりお土産を物色したりして帰路につきました。
昨日、今日と11月とは言えない好天に恵まれ、千坂公民館委員研修旅行を終えることができました。
今後の活動のためにフル充電をした旅行会でした。
バスを運転していただいた委員に厚く御礼申し上げます。

2013年11月15日金曜日

青少年健全育成協議会(城北ブロック)研修会が開催さる

昨日(11月14日)午後7時30分から、金沢市三谷公民館において、標記研修会が開催されました。
出席対象者は各校下青少年健全育成協議会の会長、事務局関係者等で25名が出席しました。
千坂校下から会長(公民館長)、事務局長、主任児童委員の3名が出席しました。
研修は、子ども夢フォーラム代表のほか多くの役職に就いて積極的な活動をされている高木眞理子氏の講演を聴講しました。
演題は子ども専用電話「チャイルドライン・いしかわ」で電話相談の実情等について詳しく講演されました。
講演模様
講師の高木眞理子氏
資料1
資料2
この電話は平成12年5月に開設され、本年3月末まで12年間の受信件数が94,583件に登っています。内容を分析すると、夫婦共働きによる親子の会話が短かったり、「うちの子は問題がない」とする親の子どもに対するスタンスであったりで、子どもの悩みを聞いてくれる環境ではないことに起因するケースが多いようです。
そこで大切なことは、「地域がサポートしなければならない」という論調でした。
約1時間の講演が終わり質問時間が設けられたので、私から次のとおり質問しました。
質問
子どもの電話相談の内容から、原因は親子の関係にあると説明されたが、ここに出席している皆さんは子どもと同居していない世代が多い。
このような話は親を対象に問題点を話された方が効果があると思うが。
回答
家庭も大切だが、地域で「悪いことをしていたら注意する」、「できるだけ声をかける」ことが子どものためになる・・・・」と。

このほか、学童の登下校の際に見守っているが、声掛けをしていると返事してくれるようになった。という意見等があり、約10分間の質問時間が30分にもなり、皆さんが真剣にこの問題に向き合っていました。
質問に答えられる講師
孤独な子どもが多いという現実。地域がどのように関わっていくか今後の課題として取り組みたい。

2013年11月11日月曜日

「創立30周年記念式典・祝賀会」挙行!千坂地区(社協・民協)

千坂地区社会福祉協議会、並びに千坂地区民生委員協議会は、昭和58年に創設されて以来、今年で30周年を迎えたことから、昨日(11月10日)午後4時30分からANAクラウンプラザホテル金沢3F「鳳の間」において、「創立30周年記念式典・祝賀会」が開催されました。

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リーフレット表紙

出席者は講演を依頼した千坂校下在住の金沢大学学長中村信一氏、国、県、市の議員の皆様、金沢市社協事務局長後出建司氏、金沢市民協会長国枝徳雄氏の来賓の方々、千坂地区社協・民協の役員、地域サロン「たんぽぽ」、「荒屋悠々サロン」、柳橋町サロン「さくら」の各代表者、各町会長、そして民生・児童委員の皆さんとOBの皆さんの総勢71名により、先ず厳粛に記念式典から始まりました。
受付

会場オープンまで待ち合わせ
会場準備中
 定刻4時30分、開会のことば・式辞が千坂社会福祉協議会会長西田 稔氏が登壇して開始されました。
司会は千坂児童館長・町連副会長の元木千明氏
西田 稔会長の式辞で開幕
式辞に続いて、表彰式が行われ多年にわたり高齢者相互の交流と福祉増進に貢献された千坂地区地域サロン「たんぽぽ」、「荒屋悠々サロン」、「柳橋町サロンさくら」に感謝状と記念品が小西光子氏、土居本美代子氏、浅田美和子氏の各代表者に贈呈されました。
千坂地区地域サロン代表 小西光子氏
荒屋悠々サロン代表 土居本美代子氏
柳橋町サロンさくら代表 浅田美和子氏
表彰式のあと、来賓の皆様から祝辞が述べられました。
続いて金沢大学学長中村信一氏による記念講演が行われました。冒頭の挨拶で千木小学校時代のエピソードを話され、会場から笑い声が涌きおこりました。
演題は「腸内細菌叢と病気との関わり」として、プロジェクタにより講演されました。
パソコンのオペは麦田 徹・金沢市議が担当されました。
金大中村学長による講演
演題は学会に発表されるような難しいイメージでしたが、素人にも解りやすく説明されました。
講演が終わり、小休憩を挟み祝賀会が開始されました。
西田稔氏による祝賀会開始を告げる挨拶
乾杯の音頭は千坂地区社会福祉協議会顧問の高田 博氏がとられ、冒頭に思い出話が語られました。
高田 博氏による「乾杯!」
この後、賑やかに30周年を祝いました。
祝宴模様
祝宴途中、民生・児童委員OBの森田正一氏から、テーブルスピーチとして民生・児童委員時代の思い出話しが語られました。
森田正一氏のスピーチ
旧友中村学長と懇談の西田会長
宴たけなわの中、千坂地区民生委員協議会長蓑輪勇起雄氏による中締めが行われました。
社会福祉は永遠に必要だ・・・と。
              
一本締め
元木司会者による閉会宣言
              
 以上のとおり、創立30周年記念式典・祝賀会」が盛大に開催され、これまで民生委員として地域福祉に貢献された皆様の労をねぎらうことができ、少子高齢化社会が進む中、益々民生・児童委員の皆様のご尽力がこれまで以上に必要になる社会情勢ですが、今後とも千坂地区の福祉増進にご協力をお願いします。
会場は改装されたばかりで素晴らしい雰囲気の中、元木千明氏のプロ顔負けの名司会により千坂地区社会福祉協議会の歴史に残る記念祝賀会となりました。開催にあたりご尽力いただいた関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。