2015年8月30日日曜日

今夏最後となる柳橋町会盆踊り大会が賑わう

千坂校下の各町会で、7月中旬から開始された盆踊り大会は、昨日(8月29日)開催された柳橋町会の盆踊り大会で締めくくりとなりました。

千坂校下のトップを切った7月中旬の福久南、7月下旬の法光寺、8月初旬の公民館主催校下盆踊り大会を挟んで、次週開催の百坂、荒屋団地と続き、そして昨日の柳橋と5町会全ての盆踊り大会が終わりを告げました。

柳橋町会では、一昨日夕方から準備が始まり、昨日朝から小雨の中で櫓の組み立てと7張りのテントや、模擬店の設営が行われました。
午後6時、一般町民や来賓の方々が続々と来場され、早くも模擬店に長い行列ができました。実行委員会から開会宣言が行われ、真っ先に館長あいさつをと依頼され、柳橋町会の皆さんに常日頃の公民館運営のご協力に対して感謝の言葉を述べました。
そして、模擬店の裏方さんの奮闘状況を確かめに行きました。

手慣れた手つきで
パック詰めで大忙し
串焼きは、けた外れの4000本だって!
模擬店裏は超繁忙
そして、このながーい行列
地元の晴武民謡会による生演奏と生唄
太鼓1、三味線2、歌い手5の8名が5年前からボランティア出演。その歌い手のひとりが、荒屋団地町会長の中山さん。
隣の法光寺町会女性会数名が駆けつけた
谷内県議、麦田市議、田中市議、奥出法光寺町会長、出島百坂町会長、村上福久南町会長、元木児童館長ほか来賓多数が来られて、会話が弾みました。来賓席に年配の女性が来られた。が、初対面でどなたかわからなかったが、若いころ大阪から金沢の住民になって直ぐに公民館委員の手を上げ、かなり長くやったと聞きました。地域を知る最も早い近道として良い機会と捉えて公民館委員になった・・・・と。

この機会に、前大陸町会長と蓑輪前町会長から、盆踊り大会について質問しました。
●盆踊り大会の経費は、町会会計から補てんしているか
■町会会計からの補てんはない。特別会計で処理している
●ということは、近隣の企業や店舗に協力してもらう募金活動が大変だが
■町会長の仕事の一部と代々受け継がれている
●模擬店等の役割分担はどうされているか
■青壮年部が取り仕切っている
●町内からのご芳志は
■町内からの花はないが、あらかじめ食券を販売し協力してもらっている
●電気設備は
■発電機を使用している
●アトラクションは
■以前はやっていたが、最近は取りやめている
●音響設備は
■公民館から借用している
●この会場は
■ドラッグストアの駐車場であるが、以前から会場借用に協力していただいている
大勢の人達が夏の終わりの踊りを楽しんだ
近年、全国的に盆踊り大会が取りやめとなる地域が多くなっているという。
生活の多様化や価値観の違いからか、踊り手が少なくなって開催にかけるエネルギーも萎んだといわれる。
そんな中、柳橋町会の盆踊り大会は賑わいの衰える兆候は一切見受けられなかった。
大きな踊りの輪、大勢の模擬店運営の協力者等、それは、町会の強い「絆」の証であろう。


2015年8月25日火曜日

第19回千坂校下防災訓練で全住民の60%以上の5千4百人が参加!

8月23日午前8時、「森本・富樫活断層を震源とするM7.2、震度6強の地震発生」を想定して、千坂校下自主防災会が総力をあげて取り組んだ第19回千坂校下防災訓練が実施されました。
今回は新たな取り組みとして、①7名の防災士の皆さんに主導的役割分担をしていただき、②避難所運営を模擬体験する「防災ゲーム 避難所HUG」を導入して、実効力のある防災訓練を目指しました。

午前6時30分、防災士を含む役員全員が公民館前に集合し、本部設営と防災倉庫の在庫確認に着手。
防災士の皆さんから「防災倉庫に何があるか見たことがない」という申し出があり、今回から備品点検確認をしていただくことにしました。
発動発電機も作動状況を確認した
台帳照合が終わり、防災倉庫の改善点の指摘がありました。
①備品リスト表を壁面に掲示すべき
②飲料水用ポリタンクは場所を多く占用しているので、伸縮可能な新製品に変更できないか
③簡易トイレを体育館訓練場で展示した方が良い
④トイレットペーパーのストックがない
⑤段ボール箱が積み重なっていて何が入っているかわからない(マジックですぐ表示した)
⑥自転車は非常時の必需品。備品にできないか
⑦防災訓練の結果に基づいた「反省会」をすべき

以上について役員会で検討したいと考えます。

8時、町連ブログにより避難訓練開始を告示。
これにより23町会が一斉に「町なか訓練」として一次避難所に住民が避難した。
各町会の班長さんが一軒一軒巡回して避難済みカードを確認し、所定用紙に記入し町会長に提出した。この作業が最も大変だが、対策本部が救援体制を図るための最も重要な基本的作業でもあります。
9時、千坂小学校体育館へ二次避難訓練のため集合した。小学生は登校日として全児童が本訓練に参加した。
谷内防災士が避難訓練開始宣言
会場には各町会から合わせて420人が集まった。
西尾防災士が任意で持参された防災グッズの説明
防災セットのサンプルも展示された
今回は小学校会議室のAED取り扱い訓練、グラウンドでのバケツリレー、消火器、煙中体験等が実施され、千坂公民館駐車場ではしご車体験、消防車見学のほか、公民館2階ホールで避難所運営模擬体験コーナーが設けられました。
講師は金沢学院大学田中純一准教授に依頼しました。
今、何をするか プロジェクタで説明された
6テーブル×8人の48人が訓練した
矢継ぎ早のアクションを指示されパニックそのもの
金沢市最長のはしご車体験
消防自動車ってこんなんか!と小学生も真剣なまなざし
地獄やった!と煙中テントから出た小学生
それぞれの訓練が終わり、10時15分から木下防災士が講演した。
いつ起きるかわからないから訓練は大事・・・と
続いて金沢学院大学田中准教授から被災時の避難等について講演された。
全員真剣に耳を傾けた
最後に駅西消防署森本出超所長から講評が行われた
以上、防災訓練の概要について記しました。
今回、防災ゲーム「避難所HUG」を導入しましたが、受講者から、「次から次とすぐ対応が必要なアクションが要求されパニック状態になった。実際はもっと大変だろうが、臨戦態勢を体験し非常に有意義だった。町会単独でも防災訓練を予定しているが、その際に金沢学院大学田中准教授の講演をお願いしたいと考え、すぐ連絡を取り承諾を得た。町内で実際行動できる人材を育てたい・・・」と。
そんな動きもあり、本防災訓練は減災の一助となるものと確信するものであります。
各町会長、諸団体長の皆さん、訓練に参加した皆さん、ご協力に感謝を申し上げます。
なお、「避難所HUG」ゲームについて、別途、関係資料をブログで紹介します。

              千坂校下自主防災会  会   長 西田  稔
                    〃 副会長(記録担当)  中屋 保雄



2015年8月16日日曜日

皆で行こう!世界遺産「宇治平等院」と「京都伏見稲荷千本鳥居」

千坂公民館主催の地域親睦バス旅行は、毎年地域住民約80人がバス2台を連ねて日帰りの旅を楽しんでいるところですが、今年は10月11日に開催いたします。
行先は10円玉でお馴染みの世界遺産宇治平等院鳳凰堂や、源氏物語ミュージアム、京都伏見稲荷を巡ります。
外国人が日本を代表する風景として千本鳥居に訪れる観光客が激増しているようです。
外国人に負けないよう日本人である我々も一度は訪れたいところです。

午前7時に出発し、午後7時30分帰着予定となっております。
長い道中ですが、バスの中では参加者同士の親睦の場となっており、昼食時間も含め地域住民のまたとない「絆」づくりの絶好の機会でもあります。
隣人、知人、ご家族をお誘いのうえ、是非参加されますようお勧めします。
申込みは今月29日午前9時から、御面倒をおかけしますが公民館で受付いたします。会費を添えてお申込みください。
誠に申し訳ありませんが、電話でのお申し込みは受付できませんので何卒ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

2015年8月13日木曜日

世代間交流グラウンドゴルフ大会の参加者募集中!

千坂校下青少年健全育成協議会の年間主要行事の一つである世代間交流グラウンドゴルフ大会が、9月6日北部公園で開催されます。
本大会は、千坂小学校・千坂GGC・千坂児童館・千坂児童館親子クラブ・千坂少年連盟・千坂小学校育友会が共催します。
すでに各町会にチラシが配布済みですが、今月24日が申込み期限です。
千坂校下在住の方なら年齢を問わず(ただし小学生以上)参加できます。


本大会は、子ども達とグラウンドゴルフを 楽しみながら全世代が交流することによって、心が通い合う、ぬくもりのある地域づくりに資することを目的としています。
賞品もたくさん用意してあります。
賞品

ずらりと並んだ入賞盾
千坂GGCの皆さんが親切に指導します
グラウンドゴルフの楽しさを共有します


昨年のホールインワンゲーム

千坂校下青少年健全育成協議会は、去る8月2日、千木交番、防犯委員会等の関係者16名が2グループに分かれて校下内コンビニ、スーパー、ドラッグストアー等20店舗を訪れて、万引き防止キャンペーンを実施しました。各店舗の店長の話しによりますと、万引きはかなりあるとのことでした。
万引きは青少年の非行の入り口です。万引き防止に皆さんのご協力を切にお願いいたします。



2015年8月11日火曜日

36年前撮影の千坂校下航空写真

千坂校下町会連合会では、先の町会長・諸団体長会議において、50周年記念誌に掲載する歳時記編集に必要な行事写真の提出について協力を要請した。
昨年の町会長会議で各町会の行事写真を今年7月末までに提出をお願いしていたが、提出のあった町会は数えるほどであることから、今回の写真提出に大きな期待をしている。

50年記念誌編集作業は委員会を12回開催し、ようやくまとめの段階に入った。
6名で構成された編集委員会は、写真整理担当、50年間の人口、インフラ関係の推移担当、産業・経済の発展推移と現状調査担当、年表作成担当、学校等教育担当のほか、百姓の持ちたる国と千坂の関わり担当と、それぞれ持ち味を発揮して精力的に原稿をまとめた。町連50年記念誌としては他の追随をゆるさない出来栄えを目指して最終作業に入った。

千坂校下の発展は目を見張るものがある。そのベースとなった疋田地区土地区画整理事業、福久東地区土地区画整理事業、福久・荒屋土地区画整理事業の三つについて、各々のパンフレットを収集したので、これから原稿作成に着手できることになった。
そんな中、昨日、荒屋団地居住のある人から、昭和54年撮影の北陸自動車道金沢東IC上空から千坂校下を捉えた航空写真が寄せられた。疋田地内はみどり豊かな田園風景となっている。
貴重な写真なので、区画整理事業の関係原稿にこれを採用したいと考えている。
その写真を紹介する。

現在では想像できない風景が写されている。
千坂は変わったと実感できる写真である。写真提供に深く感謝し厚く御礼を申し上げます。
このほか、千木町会長から旧金川村の歴史を綴った冊子が寄せられている。貴重な写真が満載された素晴らしい資料である。この資料を如何にして記念誌に取り込むか知恵を絞りたい。



2015年8月9日日曜日

夏まつりは地域住民の絆づくりに最大の効果(その2)

百坂町会と同日に開催される荒屋団地町会の盆踊り大会は、昨年は雨により中止された。(百坂町会は集会所で開催)
午前中、準備作業の様子を見させてもらった。
案内看板は町内3か所に設置された
午前7時半から設営作業開始
午前中にほぼ準備が終了
一方、集会所では赤飯づくり
料理同好会、悠々サロンスタッフが共同作業
午後6時の開会前に人が増えてきた

 午後6時、中山町会長が壇上で開会あいさつ。これにより第50回目の盆踊り大会の幕が切って落とされた。昭和40年に始まった本大会は実に半世紀もの歴史を重ねた。
開会と同時に多くの来賓者が来られ、来賓席では賑やかな歓談が展開した。
馳自民党広報本部長は、開会前に来られ次の用務のため会場を後にされた。
岡田、山田両参議院議員、米澤、谷内両県議、麦田市議、西田町連会長からごあいさつを戴いた。
近隣から、前田町連副会長、中川福久町会長と随行者、村上福久南町会長と随行者、玉村横枕町会長、桶谷千木親和町会長、元木千坂児童館長、奥出法光寺町会長、松田元法光寺町会長、蓑輪柳橋町会長代理の皆さんのご臨席をいただいた。

岡田参院議員と記念写真
山田参院議員は2回目のご来場
岡田参院議員のごあいさつ

岡田参院議員は、本日開催されている日台交流事業について質問に答えられたり、米澤県議は千坂校下でドジョウ養殖事業に取り組まれている松田元法光寺町会長から説明を聞かれ、困ったことがあれば力になりたいと名刺を渡された。
こういう席ならではの会話が弾む
高齢者専用席
クラフト同好会の作品即売会
青壮年部模擬店は早々に全ての販売品が完売
荒屋悠々サロンの赤飯販売は6年目も好評
料理同好会の「メッタ汁」も完売
  吉川ゆきのり&カーネーションコンサートが開かれ、演歌と童謡で観客と一体となって楽しい時間が流れた。6人の女性は幼稚園の園長さん。県内各地でコンサートを開かれ好評を得ているとのこと。その園長さんたちの歌唱指導は何と中山町会長が行われていると聞きました。

童謡歌詞が渡され観客も一緒に合唱

吉川ゆきのり&カーネーションの熱演
ジャンケンゲームで盛り上がった

 かくして4時間ほど、多くの地域住民が夏の思い出となる一夜を楽しんだ。
その裏に、町会役員、各班長、各部会、各同好会の皆さんが汗水流されたことを忘れてはならない。
この汗水は地域の「絆」に変換されました。ご尽力に感謝を申し上げます。

夏まつりは地域住民の絆づくりに最大の効果(その1)

千坂校下各町会の夏祭りは、福久南町会、千坂町会、疋田町会、法光寺町会、横枕町会が先週開催された千坂校下納涼盆踊り大会までに既に開催されたが、昨日(8月8日)、千木町会、百坂町会、荒屋団地町会で一斉に開催された。

夏祭りは、少なくとも3か月前から計画が開始され、町会組織が総力をあげて取り組まなければならない。公民館が主催する校下納涼盆踊り大会においてもその例外ではないが、町会にあっては、如何に沢山の人が集まって楽しんでもらえるか、その企画に腐心し、町会長は実施するために必要な資金調達と組織を機能的に動かす能力が要求されるため、全力を傾注しなければならない非常にハードなイベントである。

新任町会長にとっては、夏祭りの具体的な実施方法を前任者に聞いたり、開催ノウハウ関係資料などに目を通すことが重要な仕事になる。それは精神的苦痛を伴う場合もある。だいたい2回経験すると「私ならこうする」と町会長独自のアイデンティティが発揮できることになる。青壮年部、婦人部、子ども会、老人会のほか、町会に関わるあらゆる組織の代表者と綿密な打ち合わせが必要である。
注入されるエネルギーの総和が大きいほど夏祭りは盛り上がる。実施に関わった各組織の人たちには、苦労を共にした一体感が生ずる。これが夏祭りの種別がどうあれ「強い絆」で心が結ばれる。
昨日は開催案内があった百坂町会の盆踊り会場を訪れた。6時から開催の30分前に到着した。
本部テント、櫓は設置済みとなっており、模擬店担当者が奮闘中であった。
模擬店準備-1
模擬店準備-2
模擬店準備-3
串焼き1,600本! 奮闘中
開会を待つばかりの櫓 四隅に立てられた笹竹の葉が涼しげに揺れていた
皆さんと一緒に
串焼き作業は2時間やっているが、まだまだ終わりそうにない・・・と担当者が。
しかし、準備作業中の皆さんは全員楽しそうな様子が伺えた。きっと、素晴らしい盆踊り大会になったと思う。
百坂町会の盆踊り大会にかけるエネルギーの総和は大きいと感じた。
次の会場へ向かうため、開会前に会場を後にした。