2013年11月15日金曜日

青少年健全育成協議会(城北ブロック)研修会が開催さる

昨日(11月14日)午後7時30分から、金沢市三谷公民館において、標記研修会が開催されました。
出席対象者は各校下青少年健全育成協議会の会長、事務局関係者等で25名が出席しました。
千坂校下から会長(公民館長)、事務局長、主任児童委員の3名が出席しました。
研修は、子ども夢フォーラム代表のほか多くの役職に就いて積極的な活動をされている高木眞理子氏の講演を聴講しました。
演題は子ども専用電話「チャイルドライン・いしかわ」で電話相談の実情等について詳しく講演されました。
講演模様
講師の高木眞理子氏
資料1
資料2
この電話は平成12年5月に開設され、本年3月末まで12年間の受信件数が94,583件に登っています。内容を分析すると、夫婦共働きによる親子の会話が短かったり、「うちの子は問題がない」とする親の子どもに対するスタンスであったりで、子どもの悩みを聞いてくれる環境ではないことに起因するケースが多いようです。
そこで大切なことは、「地域がサポートしなければならない」という論調でした。
約1時間の講演が終わり質問時間が設けられたので、私から次のとおり質問しました。
質問
子どもの電話相談の内容から、原因は親子の関係にあると説明されたが、ここに出席している皆さんは子どもと同居していない世代が多い。
このような話は親を対象に問題点を話された方が効果があると思うが。
回答
家庭も大切だが、地域で「悪いことをしていたら注意する」、「できるだけ声をかける」ことが子どものためになる・・・・」と。

このほか、学童の登下校の際に見守っているが、声掛けをしていると返事してくれるようになった。という意見等があり、約10分間の質問時間が30分にもなり、皆さんが真剣にこの問題に向き合っていました。
質問に答えられる講師
孤独な子どもが多いという現実。地域がどのように関わっていくか今後の課題として取り組みたい。