2014年12月2日火曜日

はやぶさⅡプロジェクトを3Dスタジオで研修:千坂公民館委員研修旅行

11月30日打ち上げ予定が悪天候のため延期された「はやぶさⅡ」の打ち上げが、いよいよ明日(12月3日)種子島宇宙センターから発射されます。
発射期限が9日、それを過ぎると10年もチャンスが巡ってこないという瀬戸際にあります。
そんな中、千坂公民館委員18名がはやぶさⅡプロジェクトを学ぶため、11月29日サイエンスヒルズこまつの3Dスタジオで研修を行いました。


プラネタリュウムを思わせる日本最大級のドーム型3Dシアターでは、4Kプロジェクターにより明るく美しい映像で「はやぶさⅡプロジェクト」の臨場感あふれる映像が映し出されました。
2020年末に無事帰還することを祈りました。

はやぶさⅡプロジェクトの概要(JAXA資料抜粋)
小惑星探査機「はやぶさ2」(Hayabusa2)は、「はやぶさ」(MUSES-C)の後継機です。その目的は、C型の小惑星「1999 JU3」を探査し、サンプルを持ち帰ること。

C型小惑星には、その構成物質に有機物や水が含まれていると考えられています。地球誕生の謎に加えて、海の水の起源や生命の原材料となった有機物の起源を探る、それが「はやぶさ2」が目指していることなのです。

多くの“世界初”に挑戦したミッションが「はやぶさ」ですが、「はやぶさ2」では、「はやぶさ」の経験を活かして小惑星探査技術をより確実なものにすることを目指します。それと同時に、人工クレーターの生成、深宇宙での高速通信、新規の観測装置など、新しい技術にも挑戦します。

「はやぶさ2」は、2014年度に打ち上げられ、小惑星到着が2018年。そして2020年末に地球に帰還する予定です。


千坂公民館委員研修旅行はこのほか粟津温泉法師に宿泊し、翌日、福井県立恐竜博物館を見学
する行程により実施しました。

 今年1月の成人式を皮切りに開始された数々の公民館行事も、公民館委員が一丸となって邁進した結果、例年に勝るとも劣らない成果をあげることができ、その目的を十分に果たすことができました。
相互の親睦と信頼感をさらに深め次に備えるためには、胸襟を開いて交流できる機会を持つことは極めて大切なことと考えます。

翌日は粟津温泉からすぐの那谷寺に向かいました。
紅葉も落葉盛んな時期でしたが、それでも十分堪能することができました。



駐車場のみやげ売り場
次の目的地は山中温泉鶴仙峡。山中温泉街は観光客でごった返しており、こんな活況を呈した山中温泉を見たのは初めてでした。
蟋蟀橋へ
鶴仙峡遊歩道
あやとり橋を渡る

竹田の谷口屋で昼食後、勝山の恐竜博物館へ。
ここも大勢の見学者が訪れていた
巨大な骨格がずらりと展示されている
数々の見聞を広め午後5時過ぎ、無事公民館に到着し全行程が終了しました。
用務の都合等で参加できなかった数名の皆さんを含め、来年の研修旅行にも大勢の皆さんが参加されますようお願いいたします。