2014年9月30日火曜日

千坂校下23町会1,500人がスポーツの祭典を楽しむ:第61回社会体育大会

千坂校下のスポーツの祭典である社会体育大会が、9月28日千坂小学校運動場で開催され、23町会から1,500人が集結して、躍動あふれる各種競技や町会対抗競技の熱戦と、12のテントに陣を張った応援団の熱い声援が繰り広げられました。
開会式を前に大会本部の設営
各町会の12のテント設営も終了し間もなく開会式
天候も強い日差しながら申し分なし。
8時30分、各町会ごとに整列し開会式が始まり、ご来賓の田中展郎市議会議長、麦田徹市議、西田稔千坂校下町会連合会会長、坂根順子千坂小学校校長の皆様からお祝いの言葉が述べら
れ、横枕・千木親和合同チームから優勝旗の返還と選手宣誓が行われました。
競技は小学生各学年ごとのお菓子すくい競争から開始されました。
1等賞!
万年青満水競争
町会対抗競技の最初の種目であるみんなで輪くぐりでは、一気に応援団の声援が高まりました。
みんなで輪くぐり 「はやくーっ」と声援が
三三七拍子!
子ども達も町会のために大声援
なげたらアカン
いよいよ町会対抗リレー予選が

町会対抗リレー予選となり、テント応援席では一気に熱を帯びました。
デカパン競争 パンツが違わない?

午前の部の最後は「おやつ競争」。
ずらりと並んだ幼児たち
こんなに沢山の幼児が参加した
午後の部最初の競技は、これも選手と応援団が心が一つになる「町会対抗綱引き」。
ここ数年、横枕・千木親和合同チームが圧倒的なパワーを保持して他のチームを寄せ付けない実績を遺憾なく発揮して決勝トーナメントに進出しました。
全力を振り絞る綱引き予選
応援にも力が入った
プログラムはむかで競争、大玉ころがしと進み、総合成績表を覗きこむ町会応援団が増えてきました。
綱引き決勝では、無敵艦隊横枕・千木親和合同チームが優勝し、いよいよリレー決勝戦で総合成績優勝を決することになりました。
小学生から一般まで1チーム10名の選手が全力を尽くした
リレーでは法光寺チームと千坂チームのデッドヒートが会場を湧き立たせました。
以上で全種目が終了し、荒屋・荒屋団地合同チームが4年ぶり4回目の総合優勝に輝きました。
昨年優勝の横枕・千木親和合同チームは最少得点差である1点差で準優勝となりました。
昨年の成績では、荒屋・荒屋団地合同チームは最下位。今回見事その屈辱を晴らしました。
各町会の皆様、このように町会が「優勝を目指すぞ!」と固い決意で臨めば優勝は夢でないことを実証されました。来年は是非優勝旗を手にできるように取り組まれますよう期待します。
本大会は運動を通じ住民相互のコミュニティ強化を図る目的もあります。その目的も十二分に発揮できたと思っています。
各町会の役員の皆様のご尽力で、例年に遜色のない社会体育大会とすることができましたことに深く感謝し厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

2014年9月27日土曜日

明日の社会体育大会の準備万端整う!

千坂校下社会体育大会は例年23町会から約1,300人が参加する一大イベントです。
公民館が主催する各種行事の中でも、盆踊り大会、社会体育大会、文化祭、成人式は年間の4大主要行事として、千坂校下住民相互の「絆」づくりに大きな役割を担っています。
その中で、準備等の労力が最も必要とするのが社会体育大会です。
先だっては賞品の「のしかけ」作業について紹介しました。
開催を明日に控えて、二十数人の公民館委員が午後1時過ぎに公民館に集合して会場設営作業に着手しました。
作業場所は体育館1階のピロティと運動場の2か所で行われ、ピロティでは万国旗の取付、用具の取り揃えが行われ、運動場ではライン引き、グラウンド整地、テント設営、イス、テーブル据え付けが行われます。
万国旗の取り付け作業
用具類の取り揃え確認作業
コンプレッサーで大玉のエア注入作業
綱引きロープの点検確認作業
ピロティの作業は用具係に指定された公民館委員がメインとなって作業が進められます。
ストラックアウトに用いる用具は富樫の市営グラウンドまで借りに行かねばなりません。
46名の公民館委員が全員揃うことは困難なため、約半数の人員で作業することになります。
そのため、必然的に一人一人の負担が大きくなりますが、千坂公民館委員の伝統をしっかり引き継いで全員が使命感を保持して今日に至っており、作業は一丸となってテキパキと進められました。
グラウンドのライン引き
万国旗の取付とグラウンド清掃作業
テント設営、イス、テーブルの据え付け作業完了
サッカーゴールポストの移動作業
公民館委員の皆さんの奮闘ぶりの一部を校下の皆さんに知っていただくため、普段目にされることがない社会体育大会の準備の模様を紹介しました。
公民館役職員並びに公民館委員一同は、明日は一人でも多くの参加者があることを期待してやみません。

2014年9月26日金曜日

社会体育大会の準備に公民館委員がおおわらわ

千坂校下社会体育大会が9月28日に迫った昨日(9月25日)午後7時30分から、公民館委員十数名の皆さんが公民館和室に集合し、2,100点余にのぼる賞品の「のしかけ作業」が行われました。
のしかけが必要となる賞品の山
どれから手を付けるか思案中
競技種別ごとに1,2,3位、参加賞を仕分けして「のしかけ」する膨大な作業量をこなすためには、そのノウハウを有するベテラン指揮者と呼吸を合わせた共同作業が必要となります。
整理箱詰めが終わった賞品を事務局に伝え表示票を作成する
作業は大詰めとなった

                         忙しく立ち回る作業状況
1時間余の作業で全てののしかけが終了しました。
整理完了!
用具の確認取り揃えは先週終了しました。開催前日は会場設営作業を行います。盆踊り大会開催でも公民館委員の皆さんは献身的にご尽力され、今回の社会体育大会でも並々ならないご尽力をしていただいています。
当日の天気予報は晴れ。あとは各町会から大勢の参加者があることを願わずにはいられません。

2014年9月25日木曜日

都城市妻ケ丘地区自治公民館長研修視察で金沢方式の公民館活動について講演

昨日(9月24日)午後2時、宮崎県都城市妻ケ丘自治公民館連絡協議会のご一行15名の館長の皆さんが千坂公民館の活動状況について研修視察にご来館されました。
早朝6時都城市を出発され宮崎空港から大阪空港(伊丹)を経由され、JRで金沢駅に着いたと聞きました。所要時間は何と8時間。
全国各地に数ある公民館の中で、なぜ千坂公民館が研修視察先として白羽の矢が当たったのか、その理由は、インターネットで当公民館のHPとブログで公民館活動状況をご覧になり関心を深められ、15名の館長の総意で決められたのことでした。
ご一行の皆さんに、当館に白羽の矢が当てられたことは名誉なこととお礼を述べた
あらかじめ公民館活動実態調査票が送付されており、妻ケ丘地区公民館と千坂公民館の活動状況が比較対照できるような様式となっていました。
講演の冒頭に、先ず金沢市の公民館運営は独特の方式となっていることを理解してもらう必要があったので、次の特徴を説明しました。
1.地域主導
運営(維持管理、役職員選任)を各地域に委託している。
2.ボランティア

活動は多くのボランティアのかたがたによって支えられています。
3.地元負担

運営費や施設の整備費の一定割合は、地元負担によってまかなわれています。(運営費1/4、施設の整備費1/3)
また、金沢独特の運営方式に加え、小学校に概ね1館の割合で全市に60館の地区公民館が設置されていることや、小学校通学エリアを校下と称して、そのエリアに23の町会があって町会連合会という組織を構成していることを説明しました。
そして実態調査票の各項目に従って解説を行いました。
公民館活動実態調査票
解説状況
全項目について内容を具体的に説明して質問を受けました。
運営方式が異なっているためか、矢継ぎ早に質問がありました。
熱心な質問がなされた
主な質問
1.公民館活動に参加できる世帯数は全世帯に占める割合はどれくらいか。
■住民が公民館活動に参加できるできないの制限は一切ない
この質問について?と思い、逆に質問しました。「妻ケ丘地区公民館ではなぜ制限されるのか」と。
その答えは、自治公民館会員でなければ参加資格がない(会費納入者のみ資格あり)。全世帯の6割前後であり、かなりの未加入者がある・・・とのこと。そして、千坂校下の自治会(町会)加入率はどれくらいかと聞かれたので、アパート居住者で大半が町会未加入となっているほかは、200世帯に1世帯あるかないかで殆どが町会に加入している・・・と答えました。
2.市からの配付物、ごみステーションの監視員はどのように行われているか。
■公民館にレターボックスを置き、月2回各町会が受け取り全世帯に配付している。ごみ当番は町会各班持ち回りで行っている。
そのほか数々の質問があり、できるだけ丁寧にお答えしました。
質問内容から、千坂校下の各町会長の業務を自治公民館長が行っていると認識しました。
そして、金沢方式による公民館活動の優れた面をも再認識しました。
公民館は被災時には避難先となる。公民館利用は会員でなければ制限されるということの弊害が懸念されると問題提起しました。
1時間の予定が30分ほど延長になるほど熱心に公民館活動実態について聞かれ、ご一行は宿泊地和倉温泉へと向かわれました。






2014年9月23日火曜日

第86代金沢市議会議長就任祝賀会が盛大に開催さる

千坂校下法光寺町在住の田中展郎市議は、この度金沢市議会議長に就任されたことから、9月21日午後2時からホテル金沢において600人が一堂に会して、就任祝賀会が盛大に開催されました。
氏は千坂校下町会連合会法光寺町会長も歴任されており、今日まで校下発展に貢献されているところです。
H26.9.21北國新聞朝刊記事
千坂校下の住民が市議会議長に就任されたことは、吾々校下住民として誇りであり心からお祝い申し上げます。
大勢の来賓の方々から田中夫妻に祝辞が述べられた
発起人代表高崎後援会長のあいさつ
ご夫妻にご家族から花束が贈呈された
乾杯の儀
乾杯の後はテーブルを囲み歓談となりました。
就任を心から祝う歓談が弾んだ
和やかな雰囲気が続く中、輪島市門前町の荘青年団の皆さんによる獅子舞が演じられました。
出身地から獅子舞参上!
そして展郎さんが何と舞台に駆け上がり「棒ふり」を見事に演じられました。
獅子を自在に操った
余りにも見事な演技なので地元の若い衆に質問しました。「今日のために練習したのですか?」と。答えは「No」でした。そして「若い時の体験で体が覚えているのだろう」と。門前在住は高校生まで、恐らく獅子舞にしても盆踊り等の行事にしても率先して参加された証です。
これから市議会議長として益々ご活躍されることは間違いないでしょう。
校下住民と記念撮影に応じられた
以上、祝賀会の模様の一端をご紹介しました。




2014年9月22日月曜日

快晴の下、千木親和町会2014秋祭りで賑わう

昨日(9月21日)正午から、澄み切った秋空の下、千木親和町会主催の2014秋祭りが開催され、太鼓、笛、鉦の音が響き渡り、大人も子供たちも大勢集まって賑やかにお祭りを楽しみました。
正午ジャスト、桶谷町会長のあいさつがあり秋祭りの幕が切って落とされました。
町会長の開会宣言
続いて来賓の中村県議のあいさつが行われました。
中村県議のあいさつ
中村県議の後、麦田市議があいさつされ、続いて司会者から公民館長にと指名がありあいさつに立ちました。
二年続いて晴天に恵まれたことをお慶び申し上げます・・・・と
70席のテントの中も満員の盛況
祭りを満喫中
いつも来られている来賓の皆さんは、午後2時からの田中展郎市議会議長就任祝賀会が開催されるため、やむを得ず欠席された方も何人かおられました。
あいさつが終わり、イベントが始まりました。
和太鼓大地の皆さんの指導で太鼓打ち体験

昨年に続いて今年も金沢市内各大学生で編成されたKGR48の皆さんが会場を沸かせていました。
北國新聞H26.9.22朝刊記事
秋祭りや盆踊り大会は住民相互の絆つくりに欠かすことができませんが、この夏、百坂町会、荒屋団地町会の各盆踊り大会が台風のため残念ながら中止となりました。
千木親和町会の秋祭りは天候に恵まれ盛大に開催されましたことをお慶び申し上げます。
お招きいただきありがとうございました。

2014年9月21日日曜日

城北地区公民館連絡協議会研修視察旅行で富岡製糸場へ

浅野川以北12公民館で構成する城北地区公民館連絡協議会は、城北地区公民館相互の連絡協調を図り、社会教育の振興に寄与することを目的とした諸活動を実施しています。
その諸活動の一環として、例年この時期に全役職員が参加する研修視察旅行を実施しています。
その研修視察旅行が9月18日~19日の2日間にわたり、今年に世界遺産登録されたばかりの富岡製糸場等を見学し見聞を広めると伴に、役職員相互の親睦を図りました。
参加者は急に都合がつかなくなった一人の公民館長を除く11公民館長、各公民館の主事と事務員20人の総勢31人でした。
浅野川公民館前を早朝6時30分に出発し、途中、薬師谷公民館前に寄り、北陸自動車道、信越自動車道を経て正午過ぎ富岡製糸場に到着しました。
明治5年に建築された富岡製糸場前で
世界遺産に登録されることが決定した5月の連休には、観光客が押し寄せ大混雑、それ以降も全国各地から人波が途絶えることがない人気スポットになったとガイドの説明がありました。
屋根組がトラス構造を採用し大空間が確保されていると力説!
明治5年といえば新橋~横浜間が鉄道開通した年。明治維新後、政府は日本を外国と対等な立場にするため、産業や科学技術の近代化を進めました。鉄道はイギリスから建設技師を招き、技術者を養成し全国鉄道網の建設技術の礎を築きました。
近代化を図るためには資金が不可欠だが、そのための資金を集める方法として生糸の輸出が最も効果的と考えました。そこで政府は生糸の品質改善・生産向上と技術指導者を育成するため、フランスから技術指導者を招き、洋式の操糸器械を備えた模範工場をつくるととにしたのです。
廃藩置県の混乱の中、強力に推進した日本の国力強化(富国強兵)策を、現代に生きる私たちは先人の努力をもっと評価しなければならないと感じたのは私一人ではないと思いますが・・・・。
昼食後、江戸時代から採石場として発展した町と大谷石の歴史を紹介する宇都宮市大谷町の大谷資料館に向かいました。
大谷資料館前に到着
資料館坑内入口
狭い入口から入った直後、先の見えない大空間の広がりが予感しました。
どこまで続くの?
驚きの大空間が現れた!
この空間は建築材料とした大谷石を切り出したことにより生み出された。

大正12年9月1日、関東大震災発生の当日、帝国ホテルが開業した。このホテルに大谷石が使用され、震災では無傷。このため大谷石に注目が集まり建築材料として需要が急増した。
近年、外国産の石材が価格で勝り採石が中止された。そして東京ドーム3杯分の大空間が地下に残った。
床、壁、天井、どこも高級仕上げしたように立派に映り、感嘆の声が上がった。コンサート、結婚式がここで開催され人気急上昇とのことも納得。是非一度訪れてみてください。
坂東19番大谷観音へ
大谷石は凝灰岩で比較的加工が容易なことから、大きな石仏が保存されている。大谷観音は岩を彫刻した6,7体の仏像がご本尊として祀られている。
町全域が大谷石でできている
翌日、ここも世界遺産である日光東照宮に向かった。
隣接する輪王寺は現在修復中であるが、工事現場を見学ルートに入れられ、貴重な体験をさせてもらった。
仮設足場の全面に「絵」の寺院が!
修復中の内部
ここを見学後、日光東照宮へ。
旅行シーズンとあって大混雑の中、人をかき分けるように見学しなければならなかった。
陽明門は工事中のためネットで覆われて観ること能わずが残念なところ。
修復された本殿、豪華絢爛と称するにふさわしく光り輝いていた
本殿に入り全員お祓いを受けることができました。
ここを後にして華厳の滝、吹割りの滝を見学後、午後9時過ぎ金沢に帰還しました。
50年ぶりの華厳の滝
吹割れの滝
名前すら聞いたことがなかった吹割れの滝は想像を超えた景観地でした。
割れ目に落ちる大量の水流
以上、研修視察旅行の概要について記録しました。
これを糧に、城北地区12公民館役職員の皆さんと共に、今後の公民館活動に生かしていきたいと思う次第です。