2014年8月25日月曜日

金沢市最大級の防災訓練が滞りなく整然と執行さる


千坂校下自主防災会が昨日(8月24日)実施した第18回千坂校下防災訓練は、避難訓練参加者(5,686人)並びに役員ほか炊き出し訓練参加者等を含め、過去最高の5,760人余に登り、千坂校下の防災力がひときわ強化されました。
関連新聞記事
午前8時の訓練開始までに、諸団体長で構成する自主防災会役員は午前6時30分に公民館に集合し、本部設営に必要な機材運搬、防災倉庫貯蔵品関係の棚卸に着手しました。
これと同時に婦人会・女性防火クラブ・各町会食糧担当者の45名が千坂小学校4階家庭室に集合し、1,600食の食糧炊出し訓練に着手しました。
炊き出し訓練準備中
本部設営
午前8時、本部から各町会あて町連ブログにより訓練情報が発信され、各町会においては一斉に「まちなか訓練」が開始されました。
例:まちなか訓練避難状況
まちなか訓練では、各町会班長が避難済みカードを一戸づつ確認しながら所定の記録用紙に記入し、一時避難場所で避難者を確認して町会全体の安否確認集計表の作成に取りかかりました。
9時には避難所となっている千坂小学校体育館に到着しなければならないので、町会長の皆さんは時間調整に大変な苦労があったことと思います。特に班長さんの負担が大きいものとなります。
例:二次避難所に向かう荒屋団地町会(整然と隊列を作って避難誘導)
順次到着:避難・災害等情報集計表を本部に提出
 
9時丁度、元木進行係の発声で二次避難訓練の式典が開始されました。
会長のあいさつ、来賓のあいさつに続いて、谷内防災士(県議)が二次避難訓練開始宣言を行われました。
千坂小学校児童、保護者は各教室において木下防災士による防災に関する学習が行われました。
以下、各訓練状況の模様です。
今回はNHKの取材が入り、避難所開設訓練を担当した土居本防災士の活動状況にスポットがあてられました。
避難所開設訓練及び体験
消火訓練
煙中体験
起震車、はしご車体験


AED講習(千坂小2F会議室)


図上訓練:公民館2Fにおいて防災マップ作成

避難所開設訓練に女性専用テント組立が加えられた
避難・災害等情報集計表の総括表作成作業
集計総括表完成
10時15分まで訓練を終え、全員本部のある体育館に集合しました。そして、自主防災会副会長から避難・災害情報の集計結果が発表されました。
続いて、木下防災士による防災学習が始まりました。
防災に関する講習会
内容が解りやすかったと評価する参加者の声が多くありました。
この時間帯に学童が屋外での各種体験訓練に参加しました。
一般の参加者には食糧供給訓練としてアルファ米の供給が円滑に行われました。
食糧は学童・保護者、教職員の全員に配付されました。総数1,600食でした。
谷内防災士による訓練終了宣言
訓練終了宣言の後、金沢市駅西消防署森本出張所長の講評が行われ、防災訓練は万一の場合に命が救われる等の効果があることを強調されました。
千坂小学校では保護者に児童引き渡し訓練が行われました。(今回導入)
以上、防災訓練の模様を記録し、皆さんにご報告といたします

なお、今回新たに西尾さん(法光寺町)が防災士の資格を取得され、7名の防災士の皆さんが任務全うにご尽力されました。
本防災訓練にご協力いただきました千坂小学校教職員、育友会、ほか諸団体関係者の皆様に深く感謝申し上げ、厚く御礼申し上げます。
また、本防災訓練に関するNHK取材のTV放送は9月2日18時台に予定されていますので、是非視聴されますようお願いいたします。

                千坂校下自主防災会 会長 西田  稔
                千坂公民館長(副会長)    中屋  保雄
 
 


2014年8月22日金曜日

千坂校下防災訓練実施に向けた自主防災会役員会の模様をNHKが取材!

昨日(8月21日)午後7時から千坂公民館2Fホールにおいて、24日実施する千坂校下防災訓練の万全を期する目的として、自主防災会役員会を開催し役割分担やスケジュール等の再確認を行いました。
今回の防災訓練については、行政、報道メディアから注目されており、役員会の1時間前にNHK金沢支局から千坂校下を縦断している森本・富樫断層帯の位置を現場で示してほしいと依頼があり、女性防災士3名、西田会長、中屋副会長が法光寺地内において取材を受けました。
西田会長が石川県が調査した資料に基づき現地で説明を行いました。
神社の前で概要説明中の西田会長
森本・富樫断層帯位置図(石川県調査資料抜粋)
百坂地内から柳橋地内にかけて、断層帯は北國街道に沿って海側300mの幅であると推測されています。
神社前から柳橋地内に向け会長・副会長が断層帯に沿って現場確認中の模様をカメラが追いました。
午後7時から役員会が開催され、集合時間の確認、役割分担の再確認が行われました。
坂根千坂小校長から日曜参観(8/24)での合同防災訓練について資料に基づいて説明が行なわれました。
役員会の終始にわたりNHKのカメラが回っていました。
役員会終了後、NHKから西田会長と土居本防災士に取材の申し入れがあり、防災についての思いを語られました。
スタッフ3名による取材
防災訓練当日の取材方針については、主として女性防災士の活動状況に焦点をあてると聞きました。
このほか、北國新聞社も取材意向が示されています。
今回はメディアから注目される防災訓練となりますが、折しも19日から20日未明にかけて集中豪雨があった広島市安佐地区で土石流による甚大な災害が発生しました。
広島市安佐地区被災状況
千坂校下においては、洪水、土砂災害は発生しないという確証はありません。
防災訓練は地震災害を想定したものになっていますが、このような訓練を実施することで自主防災会の組織が強化されて対応力が強力なものになるでしょう。

2014年8月16日土曜日

千坂自主防災訓練のブログ安否報告が脚光を浴びる!

千坂校下自主防災会は、7月18日に開催した町会長会議において、8月24日実施する避難訓練について、各町会長、千坂小学校、校下諸団体と実施要綱等の確認を行い各関係諸団体においては鋭意その準備が進められているところです。
防災訓練実施要綱の確認模様
本日(8月16日)、それに関する記事が北國新聞に掲載されました。
記事は、昨年初めて導入した安否確認の報告を町連ブログを利用することに注目する記事内容となっています。
昨年のブログ報告実績は23町会のうち5町会にとどまりましたが、各町会のブログ担当者の投稿要領の理解が深まったことから、今回は大幅な向上が期待されます。
それと避難訓練参加者が市内最大数である5,500人にも注目されています。

当日、午前6時30分に自主防災会役員並びに防災士の皆さんが公民館に集合し、防災倉庫に貯蔵されている防災機器類・防災用品等の在庫確認が行われます。
発電機の試運転等も実施され、万一の災害時に即対応できる体制を再確認します。役員の方は早朝から大変ですが、よろしくご協力をお願いいたします。
各町会長の皆さん、震度6強の地震が実際発生した場合を想定され、その災害に対応できる訓練を実施する貴重な場となりますので、各町会の自主防災機能向上にご尽力くださるようお願いいたします。

2014年8月8日金曜日

千坂小合唱団「ドリーム」が8年連続金賞受賞の快挙!

昨日(8月7日)開催された2014年度NHK全国学校音楽コンクール東海北陸ブロック石川県コンクール大会において、千坂小学校が金賞を受賞し8年連続石川県No.1の快挙を成し遂げました。
成績表(NHK HPより)
銀賞は小松市立苗代小、銅賞が金沢市立米丸小と新竪町小でした。4月に転校された山田先生の米丸小が早くも頭角を表わしてきました。良きライバル校となるのに間違いないでしょう。
今月開催される東海北陸ブロック大会でも優秀な成績を収められるよう期待します。

さて、金大吹奏楽団、北鳴中吹奏楽部、それに千坂小合唱団「ドリーム」の3団体がジョイントでコンサートを開催している「地域ふれあいどきどきコンサート」は、地域の皆様方に大好評を得て数年続けられていましたが、昨年は体育館の耐震化工事のため中止せざるを得ませんでした。
今年は公民館と金大で開催時期について協議・調整した結果、11月中旬とすることで合意に至り、8月23日に関係者が合同打ち合わせ会を行い、詳細について決定する予定となっています。
小・中・大学がジョイントコンサートを開催できるのは千坂校下の誇りでもあります。
平成24年度ジョイントコンサート
地域の誇りである千坂小合唱団「ドリーム」の県No.1の歌声を、地域の皆さんに聞いていただく機会でもあります。
開催日時等の詳細が決定しましたら別途ご案内いたしますのでお楽しみに。

2014年8月7日木曜日

8月定例会が開催さる

昨日(8月6日)午後7時30分から、千坂公民館2Fホールにおいて、8月度公民館委員定例会が開催されました
冒頭の館長あいさつでは、8月2日開催の盆踊り大会では、準備、後片付けを含め皆さんにハードな役割をお願いしたが、お蔭様で盛況のうちに終えることができ皆さんのご尽力に感謝しますと述べました。
菊沢副館長より7月定例会以降の経過報告が行われた後、盆踊り大会の総括に入りました。
主な意見
●本部席前の照明灯3基設置した効果が表れていなかった。照明器の向き等の調整が必要。
●櫓上の照明も暗く感じる。
●櫓裏手の照明がないので暗い。
●模擬店の単価設定で50円があったが、2個で100円とするとかつり銭がいらないようにすればどうか。
●60回記念抽選会で時間がかかったが止むを得ない。
●踊りの輪が大きすぎるため、間が空いた。次回は開始時に先導員を配置する。
盆踊り大会の総括模様
次に、9月7日開催予定の世代間グラウンドゴルフ大会、9月28日開催の社会体育大会、10月12日開催の地域親睦バス旅行、10月26日開催の千坂校下文化祭、公民館委員研修旅行について内容説明が行なわれました。

社会体育大会についての協議
公民館委員研修旅行については、隔年で日帰りと1泊で実施しているが、今回は日帰りとなる。これについて意見交換が行われたが結論が出ず、館長の見解を求められました。
◆館長見解
公民館委員のうち、町会の事情で任期が1年限りの方が複数おられるようなので、コミュニティの観点から膝を突き合わせて親睦を深めることができる1泊研修が望ましいと考える。
と述べ、事務局で研修内容、行先、日時を検討することとしました。

部会報告では、文化部から「地域ふれあいどきどきコンサート合同打ち合わせ会」が8月23日午後1時30分から金大吹奏楽団等の関係者を交え具体化する予定が報告されました。
視聴覚広報部から、館報168号発行に係る部会が8月26日とする報告がありました。

その他では、平成26年度地区公民館役職員研修会が9月4日中央公民館長町館において、「レクリエーションプログラムの企画立案・実施について」の講座受講者の希望者が募られ、新保文化部長が出席されることに決定しました。

以上、8月定例会の概要について記しました。




2014年8月3日日曜日

第60回千坂校下盆踊り大会盛況裡に終わる

千坂校下盆踊り大会は昭和29年、戦後の復興期序盤に第1回が開催され長い歴史と伝統を受け継ぎながら今回で60回を迎え、昨日(8月2日)午後7時から千坂小学校グラウンドで開催されました。
全国各地で夏の一大ページェントとして繰り広げられた真夏の一夜を楽しむ盆踊り大会は、時代の変遷とともに衰退の一途を辿りつつあります。
千坂公民館は役職員と全公民館委員がこうした危機感を共有し、知恵と創造力を引き出して活性化に取り組むこととしました。
うちわデザインコンテスト全応募作品を展示
昨年75点の応募が今回86点に急増するとともに、展示パネルの前に大勢の子ども達や保護者の姿がありました。
昨年から導入した仮装コンテストにおいても、そのグレードが高まり「楽しい盆踊り」にする効果が大きくなりました。
アラッシー?、トトロ、ドロンジョ、スパイダーマン新登場
模擬店担当の公民館委員も仮装で盛り上げました。
俄か園児が売り子になったおもちゃ売り場では売り切れ続出
公民館フォークダンス教室の皆さんは北陸新幹線開通の期待を込めた夢の「かがやき号」を。
一足早く「かがやき」に乗車した皆さん
リアルな馬のお面も登場!
ご芳志受付でも妖艶受付嬢が出現!
どの模擬店も長蛇の行列となりました。


踊り手さんも大勢参加していただきました。
櫓の上も大賑わい
踊りの輪が三重にも
軍師官兵衛ゆかりの母里太兵衛も中々の踊りを披露
佳境を迎えた
大勢のご来賓の方々
千坂小学校坂根校長もご来場されて、「子どもたちが楽しみにしていると云っていただけあって、楽しい雰囲気ですね」と嬉しいお言葉を頂きました。
抽選会で賑わう景品引き渡し
60回記念踊り手抽選会も好評でした。
来年の盆踊り大会も皆さんに参加していただける魅力的な盆踊り大会となるよう努力いたします。
ご来場を頂きました皆々様に厚くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。




2014年8月1日金曜日

盆おどりの練習に40人の児童も参加!

千坂校下の盆踊り大会を明日(8月2日)に控えた昨日(7月31日)午後7時から、千坂公民館2Fホールにおいて盆踊りの練習が実施されました。
講師に竹の子会舞踊部門を主宰されている竹林幸子氏をお招きし、明日の盆踊りを楽しむための踊りの練習に励みました。
参加者総数80余名のうち、児童が40人を占めました。
盆踊りを地域の文化として永続性を保つためには、このような子ども達に踊りの楽しさを味わってもらうことが最も大切なことです。
練習曲目は「炭坑節」「百万石音頭」「河内おとこ節」「越中おわら節」「いいね金沢」「金沢ホーヤネ」の7曲。
子ども達も真剣に練習に励んだ
千坂校下の盆踊り大会の永続性が担保された
大人達も負けずに
千坂公民館役職員と公民館委員は明日の盆踊り大会の盛会を期して、今晩6時に集合して櫓組み立て等の準備作業を行います。
明日午後7時から開催いたしますので、ご近所の方をお誘いのうえ、ゆく夏の夜をお楽しみ下さることをお願いいたします。