2014年7月4日金曜日

「地域福祉活動計画」策定指針の説明会が開催さる

昨日(7月3日)午後7時30分から千坂公民館2Fホールにおいて、2013金沢市地域福祉計画、並びに「地域福祉活動計画」策定指針について、金沢市福祉総務課・長谷川職員による説明会が開催されました。

出席対象者は千坂地区社会福祉協議会の構成メンバーとなっている役員のほか民生児童委員、主任児童委員、各町会長、諸団体長の皆さんで、本説明会に48名の皆さんが受講されました。
地域福祉活動計画は平成5年に第1回が策定され、5年ごとに見直しされることになっており、今回が3回目の見直し時期が到来したことから、金沢市は2013金沢市地域福祉計画~みんなで支え合う地域社会を目指して~としたガイドラインを示し、地域の理解を深め地域福祉計画に反映させたいとするものです。
金沢市福祉総務課職員による講演
講演は金沢市の人口推移、人口年齢構成推移の解説から述べられ、団塊の世代が後期高齢者となる2025年問題を現時点からその対応策を地域福祉計画に取り込む必要性を強調されました。
高齢者が急増することにより、一人暮らしの生活を地域が支える大切さ等について述べられ、地域住民の危機感共有を図り一人でも多くのボランティア参加が不可欠であるとも述べられました。
受講模様
講演の後、質問時間が設けられ数人の方から活発な質問や意見が出されました。
主な質問
・地域福祉計画は市の強制でないかと考えられる。
・自助、共助、公助と分類されているが、市としてその割合をどのように考えているのか。
・新竪地区等2地区においてモデルが策定されたと聞くが具体的な内容はどのようなものか。
回答
・金沢市地域福祉計画はガイドラインを示したものであり、地域が主体となって作成されるものである。
・自助、共助、公助の割合について明示することは困難である。
・2地区の計画書は手元にないが参考にしたいとするなら資料を閲覧できる。

この問題の関心の深さを象徴するように、まだまだ質問したい人があるようでしたが、時間の都合で午後9時過ぎに閉会となりました。
千坂地区として地域福祉計画を策定する場合、幅広い組織から委員を選出して十分な意見を反映した計画書を作成すべきであると感じました。

高齢者を支えるには何が最も効果があるのか、これについて地区社会福祉協議会総会で地域サロンの広がりにあると蓑輪民協会長から所見が述べられました。
今年度新しく福久町と法光寺町に地域サロンが発足したと聞いているところですが、全町会に地域サロンが開設されることこそ2025年問題の解決策であると考えます。

以上、地域福祉活動計画関係の説明会の模様でした。