2014年3月20日木曜日

千坂小学校「仰げば尊し」合唱の卒業証書授与式

昨日(3月19日)午後1時から、千坂小学校体育館において第61回卒業証書授与式が執り行われました。
開始までのひととき、校長室で来賓者の皆さんが談笑されましたが、西田町連会長が「私は3回卒、木造校舎の廊下、腰板を苛性ソーダで磨いた」という思い出話に花が咲きました。
元木児童館長が5回卒だとか。
定刻に開式のことばがあり、全員起立して国歌斉唱、校歌斉唱が行われました。


続いて118名の卒業生一人づつに卒業証書が渡されました。
予行演習がみっちり仕込まれたのか、整然と証書が渡され、席に戻る歩行の要領もきびきびした態度で見事でした。
学校長の式辞では目標に向かって努力する大切さを説かれ、国民栄誉賞を受賞した松井秀樹氏やソチ冬期オリンピックで金メダルを獲得した羽生選手、メダルこそ逃したがそれ以上に国民を感動させた浅田選手を引き合いに出され、どの選手も目標に向かって努力した結果だと卒業生を励まされました。
次にお祝いのことばとして、市教育委員会、小西育友会会長から祝辞が述べられました。
続いてメッセージ披露が行われ、金沢市長、金沢市議会議長の祝辞が紹介されました。
この後別れのことばとして、卒業生全員が舞台側に立ち、在校生との間で思い出話や感謝の気持ちを交換する形で進みました。送辞と答辞を全員で行ったことになり、卒業生、在校生とも、いつまでも忘れることがない光景になったことでしょう。それに、歌でお互いの気持ちを表現する素晴らしい合唱も行われました。

本当に久しく聞くことがなかった「仰げば尊し」の合唱も行われ、全員そろったハーモニーに身体が震える感動を覚えました。
校歌等3曲の合唱が行われましたが、さすが県一合唱団を有する千坂小学校の合唱だけあって、これを聞くことができたことは「値千金」でした。