2013年9月14日土曜日

城北地区公民館連絡協議会主催の研修旅行

金沢市城北地区公民館連絡協議会が主催の研修旅行が、去る9月11,12日の2日間実施されました。
旅行先は最近脚光を浴びてきた日本のマチュピチュといわれる天空の城「竹田城」、史跡「生野銀山」、鳥取県浦富海岸、砂の美術館、鳥取大砂丘方面でした。
参加者は城北地区ブロックに属する12公民館の館長、主事、事務員が対象者で、30名が参加しました。
雲海に浮かぶ竹田城(パンフより)
早朝金沢を出発して敦賀・小浜・福知山を経て昼食後、小型バスに分乗して山腹の駐車場に到着。そこから徒歩で天空を目指しました。
360°眺望絶佳
近江国穴太衆が積んだ見事な石垣
全員無事登頂

築城は山を削り岩石を加工して石垣に用いたとガイドさんの説明がありました。下から運び上げたものではなく現場調達された石材で築かれたものであることに感動しました。(そんな工法を採用した先人の縄張り師(土木技師)の技量に感服)
次に向かったのは史跡生野銀山。
ここは室町幕府、徳川幕府直轄で運営され、明治維新で宮内省直轄事業所、明治29年三菱合資会社に払い下げられ、昭和48年鉱量枯渇で閉山という経過をたどりました。
菊の紋章がある門柱
坑内は当時の作業状況をリアルに復元展示されています。
鉱石積み込み作業状況復元
作業員エレベーター(地下900mも)について説明を聞く

ここを後にして宿泊地湯村温泉に向かいました。
夕食後、ライトアップされた町並みがみどころと勧められ散策にでかけました。
川沿いの散策路に足湯が設けられている
翌12日、山陰の松島と称される浦富海岸を遊覧船で巡りました。
ここからすぐ近くに鳥取砂丘があり、先ず砂の美術館を見学。砂像は世界各国の著名な製作者が集まって全て水と砂だけで製作された。1年間展示後、全て取り壊され新しいテーマの砂像が製作される。
壮大なスケールで築かれた砂像は圧巻
最後に鳥取大砂丘を訪れました。
最近、砂の自然的な供給が絶たれ、維持管理が大変だそうです
以上、有意義であった研修旅行の概要についてご紹介しました。