2013年7月3日水曜日

千坂公民館臨時運営審議会が開催さる

昨日(7/2)午後7時30分から公民館和室において、臨時運営審議会が開催されました。
出席者は委員18名のうち13名で、館則第11条(運営審議会の招集)により過半数以上の出席を以って本審議会が成立いたしました。
出席者は委員のほか、館長から相談役就任の要請のあった梅沢彰人氏が相談役を受諾された経緯を踏まえ、本審議会に加わっていただきました。
今回の臨時運営審議会は、住民から公民館使用料に係る要望書が提出され、その回答を求められたことから、内容が管理運営事項に該当する事案に鑑み委員会に諮ることとしたものです。

議題は次の3項目としました。
1.公民館使用料に係る要望事項の対応について
2.公民館事業に係る改善要望等について
3.公民館館則第14条(公民館の使用)に係る細則の制定について

議題1について
要望書では公民館使用料について、他の公民館使用料金表と比較して千坂公民館の定めている料金が高いので減額してもらいたいという趣旨。
審議委員の意見では、
①町会集会所と比較すれば逆に高くすべき
②使用者が高いと判断するのであれば、料金の安い公民館を利用すればいいこと
③公民館の教室に以前から同類の教室がある。当初の使用許可を受けた状況を振り返るべき
④使用料金は建物年数により減価償却費等を考慮して決められるものであり、単に他の公民館料金表と比較して高い、安いを論ずるべきでない
以上の意見を集約し、要望書回答案を示し承認されました。

議題2についての意見
①個人的な意見に対応する必要はない。しかるべきルートを通じて要望すべきである
②このような要望を認めるとすれば、校下全住民からの要望があればそれを無視することができなくなるため、公民館として対応が困難となる
これらの意見に対して西田委員長から
①公民館事業は社会情勢の変化に対応していく必要もあるので、敷かれたレールに乗って走るだけでは問題も出てくる。そうした意味において、公民館運営審議会の委員全員がさらに公民館事業に関心を深めて改善していく気概が必要
②運営審議会にはオブザーバーとして各部長にも出席をしてもらうべき
と述べられました。
館長の意見として
①改善要望には考慮すべき項目もある。公民館定例会等で議論して改善すべきは改善する方向で進みたい

議題3について
館則第14条で示す細則が未整備であることから、今回細則を制定したいという趣旨。
①案作成にあたり根拠とした事例は何か
②使用許可できない事項を明文化し追加してはどうか
①については、福久会館細則を参考に作成した
②については、明文化することにより混乱をきたす場合も考えられることから、当面の間原案のままとする
以上により細則案が承認されました。

そのほか、相談役の役職について館則に謳うべきという意見が出され、早急に検討することとしました。

以上、公民館臨時運営審議会の模様でした。