2013年6月19日水曜日

平成25年度金沢市青少年健全育成協議会 総会について

昨日(6/18)午後7時30分から、教育プラザ富樫1号館において標記総会が開催されました。
総会は前年度事業報告、決算報告、役員改選、新年度事業計画、予算、会則の一部改正等について提案され、満場一致で承認されました。
質疑応答では、
①健全育成協議会とは一体何ぞやという一般市民の認知度が低い
②市は活動経費の1/2を負担するとしているが、残り1/2の経費の出所がないので、活動は実質的に困難である
③総会費について、弁当代を廃止して活動費の強化に充てるべき
④校下青少年健全育成協議会は、主体が町連なのかどこなのか明確でない
⑤各地区によって活動形態が一様ではなく予算もバラツキがある
以上の意見・質問に対して事務局から、役員会で協議して善後策を検討すると答弁がありました。

総会資料によると、本協議会の活動は街頭キャンペーンが柱となっています。キャンペーンで配布する物品の購入費が大きな割合を占めています。
事業計画では、●各地区でのイベント(お祭り等)への誘導員の派遣●各ブロックでの情報交換会・研修会への講師派遣等の支援●その他、正副会長会、役員会、研修会等を随時開催 があげられています。
千坂校下としては、会長に就任して1か月余、活動に対する勉強不足もあって質問することができませんでした。
この後、各地区の活動発表として米丸地区青少年健全育成協議会河村慎三会長から活動報告が行われ、あいさつ運動の取り組み、18の子ども会育成部の役員に任命書を手交していることなどが紹介されました。
最後に、「青少年健全育成について」県子ども政策課河光美紀課長補佐の講話が行われました。
携帯電話・インターネットの危険性・いじめについて講演
河光氏は県警から知事部局に出向され、青少年の犯罪防止に尽力されています。
 

携帯電話の機能向上によりインターネットが容易に閲覧できるスマホが普及したことで、犯罪に巻き込まれる実態が報告されました。県内でもかなりの被害者があることが紹介されました。
いじめの実態は、加害・被害防止策として早めに察知して「石川県24時間いじめ相談テレフォン」076-298-1699へ相談されるよう勧奨されました。
質問では、親が子供に携帯電話を容易に与えているが、条例を強化して持たせないことを徹底すべきという意見が出されましたが、子供の安全確認のために持たせる保護者があり、一律に規制することは困難であるとの応答もありました。
以上で総会が閉会となりました。
千坂校下青少年健全育成協議会として、各諸団体のご協力を仰ぎながら「地域力」を発揮して青少年の健全育成に取り組んでいきたいと考えます。

千坂校下青少年健全育成協議会々長 中屋保雄