2014年11月18日火曜日

法光寺町熟年会(老人会)が作品展を開催

法光寺町会奥出町会長より千坂公民館へ、法光寺町熟年会(西尾会長)が11月13~15日までの3日間にわたり町会集会所において作品展を開催する旨の案内がありました。
行事の合間を縫って13日午前中に会場に足を運びました。
神社前の広場にテントが1張り、そこにはダイコン、ニンジン等の野菜が山積みされており、値札なしで販売されていました。
値札のない野菜販売所
熟年会会員が自分で栽培した野菜を持ち寄って出品されたそうで、前々日、前日は即売り切れだったとか。
その真向かいに菊の展示場がありました。
数種類の菊が見事に咲き誇っていた
西尾会長に「どなたが育てられたのですか」と聞いたところ、「全部私が育てました」と。で、この展示場は熟年会メンバーが設置されたのか聞いたところ、「全て私がやりました」と。
集会所に入ると作品群が所狭しと展示されていました。




この犬の出来栄えに感心しながら眺めていると、作者の方が来られて説明をしていただきました。
モデルが警察犬であること、現在は高さ1.6mもある仏像を製作中であることなどの説明を聞きました。製作者は86歳、元特攻隊員であったがゼロ戦の飛行状況が不調のため沖縄からやむを得ず帰還した話等々、波乱万丈の人生経験を話されました。
二階へどうぞと案内されて階段を上がりました。
ここには習字教室(講師は西尾会長)の皆さんの作品や絵画、絵手紙等々が展示されていました。


案内していただいた方に、「これだけ沢山の作品展示をするのは大変な作業だが、どなたが担当されたのですか」と質問したところ、熟年会役員3名で準備したとのこと。
そして熟年会の1年間の活動状況を記録したパネルを見て感心することしきり!

見学してから「めった汁」を振舞っていただきました。
玄関に入ってすぐの一角に災害時の非常用湯沸しが展示されていました。


多彩な能力を存分に発揮され、熟年会組織(会員96名)を牽引されている西尾会長と、3人の役員の「やる気」に圧倒されました。千坂校下に老人会のあるべき姿の「モデル」があることに驚くとともに、このような活動を一つでも導入した老人会が増えることを願わずにはいられません。
熟年会作品展にご招待され本当に良い勉強をさせていただいたことに厚くお礼を申し上げます。
ありがとうございました。