2014年10月11日土曜日

東海北陸公民館大会が福井市で開催され1,429名が参加

去る10月2日、石川県公民館大会がかほく市で開催されて間もない10月9~10日の2日間、第51回東海北陸公民館大会が福井市フェニックス・プラザにおいて1419名が参加して開催されました。
金沢市から館長(代理者を含む)、被表彰者、事務局、生涯学習課等の関係者が68名参加しました。
13時、アトラクションとして日本の伝統楽器を通して福井県の自然や歴史文化を音楽に託し発表することで福井県の良さを再認識するとともに、誇りある郷土つくりに貢献していきたいとする理念で2006年に結成された「楽衆玄達」(がくしげんたつ)により、秀吉軍に攻撃され落城間もない勝家とお市の方、3人の娘たちとの別れの悲哀を歌と楽器で表現する素晴らしい演出がありました。
楽衆玄達によるアトラクション
このあと福井県公民館連合会副会長笠松忠夫氏の開会のことば、国歌斉唱、主催者あいさつが行われ、東海北陸公民館連合会表彰が執り行われました。

主催者あいさつ
 石川県では小松市今江校下公民館余助幸一館長、金沢市新神田公民館畑下勲館長が受賞され、優良職員表彰として谷村昭雄元小坂公民館長が受賞されました。
以上のほか、永年勤続表彰が執り行われ、石川県では10名の主事、事務員の皆さんが受賞されました。
優良職員表彰式
表彰式の後、福井県知事から祝辞、福井市長から歓迎のことばが述べられました。
以上で式典が終了し、福井市出身の文科省スポーツ青少年局競技スポーツ課長坪田知広氏の「文部科学省施策説明」の講演、福井県の恐竜時代を演題とした福井県立恐竜博物館特別館長東 洋一氏の講演がありました。
閉会行事として大会旗引継ぎが行われ、次期開催県の富山県公民館連合会中西 彰会長に引き継がれました。
以上で1日目が終了し、宿泊場所の芦原温泉へ向かいました。
2日目は9時20分から6分科会が開かれ、城北地区館長のほとんどの方が第2分科会「地域づくりと公民館」をテーマとした講習会に参加しました。
受講模様
先ず高岡市立牧野公民館長から「郷土に誇りと愛着を=ふるさとの万葉にしたしむ=」と題して講演が行われ、続いて小浜市今富公民館長猪原忍氏から「地域づくりと公民館 地区民が気軽につどう公民館を目指して」をテーマとして講演されました。
講演後に、福井大学教育地域科学部田中志敬助教の助言を交え会場の参加者との意見交換が行われました。これは講習会としては新しい試みで好評でした。
大会要項
つどい、まなび、支え合い、人と地域をつなげる公民館を目指してが大会主題でした。
永遠にやりとげることがないテーマですが、知恵と工夫を生かして全力でこの目標に向かって千坂校下の地域づくりに尽くしていきたいと考えた次第です。