2013年7月10日水曜日

第17回千坂校下防災訓練(7月21日)について

千坂校下自主防災会では、第17回防災訓練を7月21日(日)午前8時30分から11時30分にわたり実施いたします。
千坂校下自主防災会は、森本・富樫活断層の地震発生確率が日本列島の各活断層の中でも高いとする位置づけを重視して、これまで
①まちなか避難訓練
②二次避難訓練を実施し、万一の災害時における減災を図り、防災意識の啓もうに努めてきました。

今回は、自主防災会として初めて千坂小学校と地域が共同して防災訓練を実施することに合意がなされ、各町会ごとのまちなか訓練で安否確認(避難済みカード使用)のあと、インターネット通信手段を利用する初の試みとして町連ホームページに結果報告を行います。

二次避難訓練として
①9時30分までに1500名が千坂小学校に避難
②安否結果集計報告のあと駅西消防署、第2消防団千坂分団、校下婦人会、育友会、交通安全推進協議会の協力を仰ぎ、各種防災訓練を実施するほか、1500食の炊き出し食糧供給訓練を実施
③避難所開設訓練では、避難所間仕切り組み立て訓練を3名の防災士により指導を受ける
④防災士が小学生と一般参加者全員に講演指導を行う

以上、防災士が本格的に地域防災活動に参画し、これまでの最大規模となる避難訓練です。

千坂校下自主防災会が防災訓練に注力する理由
校下地域は森本・富樫活断層地帯直上に位置する
森本・富樫断層帯では、断層帯全体が一つの区間として活動すると推定され、マグニチュード7.2程度の地震が発生すると推定される(表1)。過去の活動が十分に明らかではないため信頼度は低いが、本断層帯の最新活動後の経過率及び将来このような地震が発生する長期確率は表2に示すとおりである。本評価で得られた地震発生の長期確率には幅があるが、その最大値をとると、本断層帯は、今後30年の間に地震が発生する可能性が、我が国の主な活断層の中では高いグループに属することになる。
千坂校下一帯は震度6強と推定されている
震度6強の被災イメージ


交通手段が壊滅


危険がいっぱい

各町会自主防災会の訓練
安否確認が最も重要です

あなたも是非参加してください
当日は参議院議員選挙で会場が輻輳することが予想されますのでご注意ください。
なお、千坂小学校体育館の耐震化工事が施工中でもあります。訓練会場が公民館駐車場と小学校グラウンドの2か所で行われるため、通路が狭くなっていますので譲り合って通行してください。
また、訓練会場の移動では、誘導員の指示に従ってください。
以上、地域の防災力を強化するためには「あなた」の参加が必要です。ご協力をよろしくお願いいたします。
                 
                      千坂校下自主防災会会長 西田 稔     
                      千坂公民館長(自主防災会副会長)中屋保雄